キャラクター:李 超狼
はじめに
どうもこんにちは。しがないリー使い、しゅうでぃです。
えぬもりさんのページが、フレームデータなど、とても素晴らしくまとめてくださっているので、
ここにせめてものリーチャオラン情報を書きためていきたいと考えております。
掲載内容に対するご質問や不備などございましたら、下記までお問い合わせいただければ幸いです。
- X(旧Twitter): https://x.com/Shudy_Jinlee
- リーのDiscordサーバー: https://t.co/3H9hH2j5c0
七色のフリクションスピア(しゃがみ中に323LK)
初回の記事は「フリクションスピア(しゃがみ中に323LK)」の打ち方について。
最初のうちはコマンド入力が難しく、敬遠されがちですが、
リーの崩しの要素を担う上で、とても重要な下段攻撃です。
他の下段攻撃と異なり、ステップを挟むことから、
- リーチが調整できる
- 任意のタイミングで出すことができる
のが最大の特徴です。
今回の記事は主に「任意のタイミングで出すことができる」という特徴にフォーカスを当て、
「相手のガードをフリクションスピアだけで揺さぶる」ことを目指していければと思います。
3種類のタイミングを覚えよう(最速・ちょい遅・最遅)
フリクションスピアのタイミングは、主に下記の3つに分類できます。
-
最速フリクションスピア
先行入力などを用いて、 スライドステップを全く見せない状態で打つ -
最遅フリクションスピア
スライドステップを最大まで伸ばして、ギリギリ技が出るタイミングで打つ -
ちょい遅フリクションスピア
「最速」と「最遅」の中間くらいのタイミングで出す
この3種類のタイミングをうまく使い分けることで、
相手の下段ガードのタイミングをずらす
ことができます。
さらに「スライドステップからの中段択(立ち途中系やインパルスショット(66LK)など)」を混ぜることで、
相手のガードをここぞとばかりに揺さぶる
ことができるようになります。
-
最速フリクションスピア
(こ、こいつ、フリクションスピアが早い!時々しゃがまないと……!) -
最遅フリクションスピア
(スライドステップが見えたぞ!しゃがんで……あれ、こないか……ああっ!) -
スライドステップからの中段択
(もうステップ見たらずっとしゃがんでるぞ……え、今度は中段!?) -
ちょい遅フリクションスピア
(ああ!このタイミングでも打たれる……もうどうすればいいんだ……)
ここまで来ると
スライドステップのモーションを見ただけで
、相手は「ガードを固める」でしょう。
こうなると、リーの攻めの主力であるギャラクティスクロー(666LKRK)で前に出やすくなりますね。
人によっては、「技を置いて、ステップ択を拒否する」行動を取るかもしれません。
そこにアシッドストーム(6LK派生)や、トリプルファング・カーディナル(4LPLPRP)でのスカシ確定や、
シルバーヒール(4RK)のカウンターヒットが狙えちゃったり……
このように最終的には、「
スライドステップを見せるだけで、相手を抑止できる / 相手に行動させる
」という状況が生まれるようになります。
これが意識して狙えるようになると、あなたのチャオランは1ステップ上の戦いができるようになると思います。
4種の打ち方で、どこからでも出せるように
タイミングを理解したら、次は、どこからでもフリクションスピアが出せるように練習しましょう。
下記の4つが代表的です。
-
しゃがみから
一般的なので詳細の説明は省きます -
横移動から
横移動中に入力を入れておくことで、モーションが見えないフリクションスピアを打つことができます -
ヒットマンスタイルから
ヒットマンスタイル移行技から、1入力で構えを解除しつつ、そのまま323入力をおこなうことで、構えた瞬間に打つことができます。
*移行技ごとにヒットマンスタイルの硬直がやや異なるため、技ごとにタイミングを図る練習が必要です。 -
ミストステップから
ミストステップ移行技から、ステップ中にスライドステップ入力を入れておくことで、ミストステップからの派生技かのように打つことができます。
*移行技ごとにミストステップの硬直がやや異なるため、技ごとにタイミングを図る練習が必要です。
この4種の打ち方から、3種のタイミングで打ち分けていくとどうでしょう。
相手はもう訳がわからなくなると思います。
練習方法
まずは立ち状態から「しゃがんで最速で出せるようになる」を練習しましょう!
ここがフリクションスピアの基本になります。
入力方法は、使用デバイスや人によって異なりますが、
レバーを使用する筆者の場合は、「(2)12323LK」と入力していました。
「しゃがみ状態を作る(2)1を入力してそのままスライドステップの入力を開始する」という方法で出しています。
(なんだかんだコレが一番ラクだと思っています)
その後、上記に記載の
-
「3種のタイミング」
- 最速
- 最遅
- ちょい遅
-
「4種の打ち方」
- しゃがみから
- 横移動から
- ヒットマンスタイルから
- ミストステップから
をそれぞれ個別に練習していくと、あなたも「フリクションスピア」マスターになれるかもしれません。
正直、これだけでプラクティスがはかどるので、オススメです。
おわりに
以上、ざっと書きましたが、フリクションスピアは、リーを楽しく使う上で、とても重要になる技だと思います。
この内容は、鉄拳TAG2時代に、namco巣鴨店の片隅で教わった内容だったりします。
* 「七色のスライディング」と茶柱さんが教えてくれた内容を、自分のフィルタを通して咀嚼して掲載しています。
より多くの人にリーチャオランを触ってもらいたい、という思いで、令和の時代に改めて書き起こしてみました。
リーチャオランと共に、快適な『鉄拳8』ライフを!
それではまた。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!マーヴェラス!