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このガイドについて
このガイドは攻撃判定とガードについての説明をしています。
攻撃判定は鉄拳のほぼ全ての技に設定されており、鉄拳の読みあいの根幹になる要素なので、非常に重要です。
格闘ゲームをやったことがある方も、2D格闘ゲームとは呼び方やルールが違うので、必読です。
コマンド表記については コマンド表記について の記事を参照してください。
鉄拳で使われる、一般的な表記方法について説明してあります。
攻撃判定について
全ての攻撃には攻撃判定が設定されており、その攻撃判定の種類によって、守る側のガード方法も変わります。
特に中段技と下段技を振り分けることにより、ガードの方向を絞らせないようにすることで、相手のガードを崩すのは鉄拳の攻めの基本の一つです。
また、判定ごとの技の全体的な傾向について、軽く説明したいと思います。
主な打撃の攻撃判定
上段技
上段技の特徴は以下の2つです。
- 立ちガード可能
- しゃがんでいるとあたらない 。
立ちガードが可能で、しゃがんでいるとかわすことができるので、ガードを崩すことはできない攻撃です。
その分、発生速度やガード硬直差やリーチなどが中段技より優れた技が多い傾向があります。
技ごとの性能にもよりますが、ガードが崩せないデメリットを考慮した上でも便利な技が多いです。
弱点としては、相手にしゃがまれると空振りしてしまい、隙をさらしてしまうところです。
空振りしてしまうと、技によっては大きな反撃を狙われてしまうことがあるので、使い方には注意が必要です。
またしゃがみステータス技(しゃがみながら攻撃してくる技)に弱く、かわしながら攻撃をされてしまうのも弱点です。
中段技
中段技の特徴は以下の2つです。
- 立ちガード可能
- しゃがんでいるとガードができない。
相手のしゃがみガードに当たるのが中段技で、これによって相手を崩すことが可能です。
全体的に発生の速いが多く、リターンが大きく、リスクが低めの技が多いです。
その上、しゃがんでいる相手にきちんと当たるため、上段技と違いしゃがまれた時のリスクもありません。
これだけ聞くと、中段技だけ打っていればいいように思いますが、中段攻撃が強力ゆえに、鉄拳のガードの基本の防御行動は立ちガードになっています。
また、上段技よりは少し性能の悪いものが多く、一番発生の速いものでも、発生12F(キャラによって例外あり)と最速の上段技のジャブ(発生10F)よりは遅いです。
その他、当てたときにリターンのある発生の速い中段技はガードされると反撃を受けたり、ガードさせて隙のない技はリターンが低かったり、発生が非常に遅かったり、空振りしてしまったときの隙が大きかったりするなど、上段技より全体的に小回りが利きにくい技が多いです。
とはいえ非常に強力なため、鉄拳のメインの攻撃手段になっており、多くの技が中段技に設定されています。
使用キャラの強力な中段技(早い中段技、リターンのある中段技、ガードさせて有利(先に動ける))を抑えておくのは、非常に重要になってきます。
下段技
下段技の特徴は以下の3つです。
- しゃがみガード可能。
- 立っているとガードができない。
- 一部例外を除き、下段捌き可能
立ち状態でガードができず、しゃがまないとガードできない攻撃です。
鉄拳は中段攻撃が非常に強く、立ちガードが基本のゲームとなっているため、相手のガードを崩すメイン手段として使います。
発生速度は技によりますが、中段技と同程度~遅めの技が多いです。
また、ガードされてしまうと、反撃を受ける技がほとんどで、リターンも中段技と比較すると、一部のリターンの大きい下段技は見てからガード出来たり、ガードされると、コンボを喰らってしまうような技も多いです。
ジャンプステータス技(空中に飛びながら攻撃してくる技)にも弱く、飛ばれてしまいます。
これだけ聞くと、下段技って弱いから使わなくてもよくない?という気もするのですが、中段技が非常に強力なため、相手も立ちガードが多くなるので、下段技がガード崩し手段として非常に機能します。
下段技を有効活用することは、鉄拳の攻めで非常に重要なので、自キャラの下段技の使い方はしっかり考えていきたいところです。
特殊中段・特殊下段技
特殊中段・特殊下段の特徴は以下の通りです。
- 立ちガード可能
- しゃがみガードも可能
- 特殊下段技は下段捌きをされてしまう。
それほど数はないですが、一部の技に設定されている判定です。しゃがみでも立ちでもガードできます。
特殊中段はしゃがみガードもできる中段技ではありますが、下段捌きはできないので注意しましょう。
シットジャブ(各キャラのしゃがんだ状態で1LP、通称しゃがパン)などに代表される、特殊下段技は、立ちガードもしゃがみガードも可能な下段技です。
下段技なので下段捌きが可能ですが、一部非常に有用な技もあるので、下段捌きが可能という性質があることを覚えておきましょう。
主な投げ攻撃
上段投げ
- 立ちガード不能
- しゃがみ状態に空振りする。
- 投げ抜けは可能。
相手のガードを崩す手段として使える上段投げです。
ヒットすると、それなりにまとまったダメージと、ダウンを奪うことができます。
非常に短いため、相手に接近する必要がありますが、横移動に対しては強いので、対策になります。
また相手の打撃技を潰す形で投げた場合、投げ抜けが難しくなったり、返し技やパワークラッシュ技を投げた場合、投げ抜けができなくなるので、有利な状況から投げていくのが強力です。
弱点としては、投げを判別してから投げ抜けをされた場合、崩し手段として機能しずらくなる点と、しゃがまれると隙を空振りしてしまうことです。
できるだけ投げ抜けをしずらいように、投げを振り分けたり、しゃがまれそうなところでは控えるなどの工夫をしていく必要があります。
下段投げ
- しゃがみガード不能
- 立ち状態に空振りする。
- 投げ抜けができない
一部のキャラのみが持つ下段投げは 相手がしゃがんでいる時のみ投げることができます 。
投げ抜けができないため、非常に強力ですが、相手がとりあえず立ちガードをしていた場合、目の前で隙をさらしてしまうので扱いには注意が必要です。
ダウン投げ
- ダウンしている相手を投げることができる。
- 立ち・しゃがみ状態に空振りする。
キングのみが持つダウン状態を投げる投げです。
横転とダウン状態に当たる強力な投げですが、投げ抜けは可能です。(判別は不可能)
相手に起き上がられたりして空振りしたときに、非常に大きな隙をさらしてしまうのが弱点で、ハイリスクハイリターンな選択肢になっています。
その他の特殊な攻撃判定
ガード不能技
大体のキャラが1キャラ1つぐらいガードができないガード不能技を持っています。
ダメージも高いものが多いですが、大体の場合、発生が非常に遅く、相手が打ってきたのをみてからこちらが打撃を出して止めるのが間に合います。
お遊び技的な要素もある技ですが、一部のキャラは強力なガード不能技を持っているので注意が必要です。(特に吉光)
大体光ってから出してくるので、見分けがつきやすいようになっています。
ガードについて
ガードについては非常にシンプルで、2種類のみとなっています。
特殊な防御方法として、相手の下段攻撃にあわせてタイミングよく3_を入力することで、下段捌きも可能です。
立ちガード(4_入れもしくはn)
相手の 上中段攻撃をガードできます 。
一部の状況では4を入れないとガードができないことがあるので、基本的にはちゃんと4入れ(後ろ入れ)をしてガードしましょう。
鉄拳では、強力な技は大体、上、中段技に集中しているので基本のガード方法になります。
しゃがみガード(1入れ、もしくは2入れ)
相手の 下段攻撃をガードできて、上段攻撃をかわすことができます 。
鉄拳は中段攻撃が強力なので、リスクのある防御方法ではありますが、下段攻撃をしゃがんで反撃したり、上段攻撃をかわして反撃を狙えるので
ハイリスク、ハイリターンな防御方法になっています。
下段捌き(相手の下段攻撃にあわせて3_)
相手の下段攻撃にあわせて3_を入れることで下段捌きができます。
下段を捌くと、相手はトルネードを消費した状態で空中判定になり、そこにコンボを決めることができます。
隙の小さい下段攻撃を捌いた場合はリターンが大きくなり、隙の大きい下段攻撃を捌くとリターンが大きくなります。