キャラクター:総合
このガイドについて
このガイドは投げについての説明をしています。
初心者同士の対戦では強力な崩し手段であり、上級者間の対戦でも、鉄拳8からはかなり重要性が高まっているので、
しっかり覚えておきましょう。
コマンド表記については コマンド表記について の記事を参照してください。
鉄拳で使われる、一般的な表記方法について説明してあります。
投げについて
上段投げは、鉄拳8における最も一般的な投げ技です。
基本的にただ「投げ」と表現された場合はこの上段投げの事を指します。(以降この記事でも投げと表記します)
リーチが短いですが、発生が早い上段のガード崩し手段として使えます。
相手を掴むことができて、相手が投げ抜けできなければ、まとまったダメージを与えることができます。
鉄拳8の投げにはいくつかの特徴があります。
投げがヒットすれば、それなりのダメージとダウンを奪える
投げはダメージが大きく、全キャラ共通の通常投げ(LP+LK or RP+RK)でも35ダメージを奪うことができます。
これは大体のキャラのコンボ始動技を除く下段技よりダメージが高く、ダウンも奪えるので、投げ抜けができない相手には非常に強力な崩し手段になることがわかると思います。
立ちガードで固く守っている相手を崩す手段の一つとして使えます。
投げは上段なので、しゃがむと当たらない
投げは上段技のため、相手のしゃがみにたいして弱いです。投げをしゃがみでかわされると、立ち途中技で反撃を受ける可能性があります。
あまりにバレバレな投げを続けると、痛い目にあうこともあるので注意しましょう。
投げは横移動に対して強い
鉄拳8では投げは横移動に対して非常に強いです。
後述の打撃を投げで潰すと、相手の投げ抜け猶予が短くなるのもあり、横移動から入れ込みで技を出してくる相手に対してかなり有効です。
特に特定のキャラが持つ投げ抜けが判別不可能な投げは、横移動でかわせなくなり、非常に強力な崩し手段になりました。
近距離ではしゃがまれさえしなければ大丈夫なので、横移動対策としてある程度機能します。
相手の打撃を投げで潰すと、相手の投げ抜け猶予が短くなる。
鉄拳8では、投げで相手の攻撃の出かかりを潰すと、投げ抜け猶予が短くなるようになりました。
従来の投げ抜けの半分ぐらいしか猶予がなくなってしまうため、投げで攻撃を潰されたときに投げを抜けるのが非常に難しいです。
そのため相手の暴れを読んだ時に投げるのは、暴れ潰しの手段として有効です。
返し技やパワークラッシュを投げると、相手は投げ抜け出来ない。
投げは返し技やパワークラッシュを投げた場合には投げ抜け不能になります。
そのため、有利からの投げはパワークラッシュや返し技には完全な対策として機能します。
また、パワークラッシュのガード後の隙を投げた場合は、相手は投げ抜け不能なので、反撃としても機能するので覚えておきましょう。
投げは抜けられるとダメージを与えられない
ほとんどの投げは、掴まれた後に、投げに対応するボタンを押すと、投げを抜けることができます。
投げ抜けされてしまうと、投げた側のリスクもないものの、投げられた側もノーダメージで凌げてしまうので、
せっかく近づいて先に攻撃できたのを無傷で凌がれてしまうことになります。
崩し手段として強力な投げですが、投げ抜けが上手い人には、崩し手段としての使用はあまり有効ではないかもしれません。
投げ抜けについて
投げ抜けは、鉄拳の防御テクニックの中でも非常に重要なもののひとつで、
鉄拳8からは投げが横移動に強くなったり、暴れ潰しで使えるようになった関係でより重要度を増しています。
投げ抜けができないと、近付いてからの投げに対して、近付かれないように技を出すか、しゃがんでかわすしかなくなり、
中段技と投げで簡単にガードを崩されてしまいます。
投げ抜けができると、一気にガードが固くなるので、コンボやキャラの攻め方などを一通り覚えて、動かせるようになってきて、投げの崩しに困るようになってきたら、練習してみるのもいいでしょう。
投げ抜けのやり方
相手が投げてきて、掴まれた後、一定時間内に相手の投げに対応したパンチボタン(LP or RP or WPのいずれか)を押します。
投げは判別可能で、
- 相手の左腕が伸びてきた投げはLPで抜け。
- 相手の右腕が伸びてきた投げはRPで抜け。
- 両手がビュッと伸びてきたらWPで抜け。
となっています。
鉄拳のキャラクターは、全員、左足が前、右足が後ろで構えているので、肩のあたりをみて、腕がそのまま伸びてきたら左、体をひねって伸ばして来たら右、両手がビュッと伸びてきたらWPとみてもいいでしょう。
なお各キャラの通常投げは、どちらの投げであっても、LPとRPのどちらかを押せば抜けれるので、まずは投げられたと思ったらパンチボタンを押すところからはじめてみましょう。
コマンド投げは伸びてきた腕に対応したボタンを押さないと抜けれないため、腕を見てからボタンを押すことは後々は必要になってきます。
投げ抜けの練習方法
投げられた時になんでもいいからボタンを押す練習をする
トレーニングモードのディフェンストレーニングで、相手にLP+LKかRP+RKの投げを適当に打たせて、捕まれたあとにLPかRPかのどちらかのボタンを押す練習をしましょう。
投げのタイミングがわかっていれば、そこまで難しくなく抜けれるはずです。
まずはどのタイミングまでにボタンを押せば抜けられるのかを覚えましょう。
慣れてきたら実戦で投げられた時にも、パンチボタンを押すのを意識しましょう。遅れてしまっても構わないので、とにかく押しましょう。
少しずつ反応が早くなっていくはずです。
投げの空振りをみて、どの投げで投げているかを判別できるようにする
ボタンを押すのが間に合うようになってきて、投げは判別できてないけど、たまに運よく抜けれるようになってきたら、次は判別の練習をします。
左右の判別は難しいので、まずは左右 なのか 両手なのかを判別できるようになりたいところです。
遠くで投げの空振りをみて、モーションの違いを確認して、ボタンを押し分ける練習をしましょう。(投げの空振りに反応すればよい、実際に投げられる必要はない)
実際に投げられて、抜ける練習をする
トレーニングモードのディフェンス練習で、好きなキャラ左右のコマンド投げとWP抜けのコマンド投げを覚えさせて、実際に投げられた上で抜ける練習をしましょう。
最初は判別も難しいと思いますが、何日も練習しているうちにできるようになってきます。
実戦で投げを抜ける
あとは実戦で練習していくだけです。なるべく投げを意識せずに対戦して、投げられた時に反応して押すようにできるといいです。
もちろん、実戦では練習よりも投げ抜けの成功率は下がりますが、練習しているのとしてないのでは、全然変わってくるはずです。
対戦で意識せずに抜けれるようになってきたら、あとは普通に対戦をこなすだけでも精度は上がっていくでしょう。
投げ抜けは普通に難しい
投げ抜けは、ある程度以上のレベルになると、多くの人が高い確率で見てから投げを判別して抜けてきますが、
投げの種類を判別して抜けるのは、最初は「こんなことできるわけなくない?」という気分になると思います。
実際に、投げ抜けを習得するのはかなりの時間が必要で、できるようになった人でも、少し対戦から遠ざかったり、練習をしていない時期があると、精度が著しく落ちたりするものなので、習得するには気長に練習することが大事です。
毎日5分ぐらいずつでもいいので、練習を続けていきましょう。
投げられた時に気付いたら指が勝手にボタンを押しているようになれば、抜けれるようになるでしょう。