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このガイドについて
このガイドは起き上がりについての説明をしています。
起き上がりはダウンしたあとに起き上がる方法で、ダウンを回避するための 受け身 と混同されやすいので注意が必要です。
しっかり理解することによって、余計なダメージを貰わないようにして勝率アップを目指しましょう。
コマンド表記については コマンド表記について の記事を参照してください。
鉄拳で使われる、一般的な表記方法について説明してあります。
起き上がりとは?
起き上がりは相手の攻撃を受けてダウンをしたあとに、起き上がるシステムです。
鉄拳は起き上がりの入力が自動ではなく手動で行うため、任意のタイミングで起き上がりをすることが可能です。
起き上がりの方法やタイミングを散らしたり、受け身と上手く使い分けることで、相手の攻撃を防ぎやすくなります。
起き上がりの種類は主に以下のです。()内はコマンド
- その場起き上がり(ダウン中に8 or 1)
- 後方起き上がり(ダウン中に4)
- 横転起き上がり(ダウン中にLP or 2LP) ※画面奥と画面手前
- 横転ダウン維持(ダウン中にLP 2_ or 2_LP) ※画面奥と画面手前
- 前転起き上がり(ダウン中に6_)
- 起き上がり中・下段攻撃
- 牽制キック
- スプリング攻撃
- キャラ固有の起き上がり
これらの起き上がり方法を状況に応じて上手く駆使することで、被弾を減らすことができます。
ダウン中の位置関係
各種起き上がり方法について説明する前に、ダウン中の位置関係について説明します。
ダウンの位置関係の種類は主にに4種類あり、
- 相手足側仰向けダウン(正面仰向け)
- 相手足側うつ伏せダウン(背面うつ伏せ)
- 相手頭側仰向けダウン(背面仰向け)
- 相手頭側うつ伏せダウン(正面うつ伏せ)
の4種類があります。
相手足側うつ伏せダウンと相手頭側仰向けダウンの2種は、背面を取られている状態になっており、起き上がり中に攻撃を重ねられるとガードできずに喰らってしまうタイミングがあるので注意が必要です。
相手足側仰向けダウン(正面仰向け)
もっともよくある、相手の正面で仰向けになっているダウンです。
全ての起き上がり行動を行うことができ、位置関係も正面のため、その場起き上がりや後方起き上がり中も隙が無い位置関係になっています。
相手足側うつ伏せダウン(背面うつ伏せ)
相手の足側でうつ伏せ(背面)になっているダウンです。
背面ダウンのため、その場起き上がり、後ろ起き上がりをすると、起き上がりの際にガードできないタイミングがあります。
うつ伏せダウンのため、その場起き上がり途中にタイミングよくキックボタンを押すことで立ち途中のキック技を出すことが可能です。
また、スプリング攻撃と牽制キックは出すことができません。
相手頭側仰向けダウン(背面仰向け)
相手の頭側で仰向け(背面)になっているダウンです。
背面ダウンのため、その場起き上がり、後ろ起き上がりをすると、起き上がりの際にガードできないタイミングがあります。
また、スプリング攻撃と牽制キックは出すことができません。
相手頭側うつ伏せダウン(正面うつ伏せ)
相手の正面でうつ伏せにになっているダウンです。
足側仰向けダウンより、若干起き上がりが遅く、ダウン中の喰らい判定も大きめです。
位置の関係で牽制キック、スプリング攻撃の2種類の起き上がり攻撃を出すことができません。
うつ伏せダウンのため、その場起き上がり途中にタイミングよくキックボタンを押すことで立ち途中のキック技を出すことが可能です。
各種起き上がりについて
その場起き上がり
ダウン中にレバーを8入れ、もしくは1入れすることでその場で起き上がることができます。
全ての起き上がりの中で最も素早く起き上がることができるのが利点です。
起き上がり直後に立ちガードするときは8入れで起き上がり、しゃがみガードしたいときは1入れで起き上がるのがスムーズにガードに移行できます。
背面位置の場合は、起き上がり途中に攻撃を喰らってしまうタイミングがあり、その場合は背面から攻撃を喰らってしまうので注意しましょう。
後方起き上がり
ダウン中にレバーを4入れすることで、後ろに下がりながら起き上がることができます。
後ろに下がりながら起き上がることができるので、比較的安全な起き上がり方法になります。
起き上がり直後にガードも可能ですが、背面位置の場合は、起き上がり途中に攻撃を喰らってしまうタイミングがあり、その場合は正面から攻撃を喰らうので注意しましょう。
横転起き上がり・横転ダウン維持
こちらは横転起き上がり(ダウン中にLP or 2LP)は横に転がってから起き上がる起き上がり方です。
LPで画面奥、2LPで画面手前に転がることができます。
横に弱くてダウンに当たる技を転がりで回避しつつ起き上がることが可能です。
横転は転がった後に起き上がるのと、ダウンを維持する両方を選択することができます。
こちらは横転ダウン維持です。ダウンを維持する場合は、横転起き上がりコマンドで転がった直後に(2_)を入力することでダウンを維持することが可能です。
ダウンを維持する選択した場合は、仰向けダウンの場合はうつ伏せ、うつ伏せだった場合は仰向けに移行します。
そのため、ダウン維持をした場合は正面と背面が入れ替わるので、上手く利用して起き上がりの際のリスクを減らしましょう。
以下は、状態別の横転ダウン維持後の状態になります。
ダウン時の位置関係 | 横転ダウン維持後の位置関係 |
---|---|
相手足側仰向けダウン(正面) | 相手足側うつ伏せダウン(背面) |
相手足側うつ伏せダウン(背面) | 相手足側仰向けダウン(正面) |
相手頭側仰向けダウン(背面) | 相手頭側うつ伏せダウン(正面) |
相手頭側うつ伏せダウン(正面) | 相手頭側仰向けダウン(背面) |
横転でダウンを維持したあとは、再度横転をすることができなくなるので注意が必要です。
これらの横転を駆使して、ダウンに当たる追い打ちを回避したり、正面をキープして起き上がったりして、リスクを減らしていきましょう。
前転起き上がり
↑前転(ダウン中に6)
ダウン中に6_入れをすることで相手の方に転がりながら起き上がることができます。
転がってる途中にも攻撃を受けてしまうので、リスクが大きいですが、奇襲などに使うことができます。
また、特定の位置関係(斜めぐらいで足側仰向けになっているような位置)の状況で前転をすると、軸ズレしながら転がって2択を回避することができます。
レイヴンのトルネードディザスター(しゃがみ中3WK)やフェンの崑崙槌(相手に接近して9WP)などを喰らった後に前転をするのは、代表的な前転が有効なポイントなので覚えておきましょう。
前転クロスチョップ
↑前転クロスチョップ(相手足側仰向けの前転中にWP)
前転中にWPを入力することでクロスチョップを出すことができます。
これは相手足側仰向け状態で前転していた場合のみ出すことが可能です。
発生が遅い中段攻撃で、ガードさせると-2、ヒットするとダウンを奪うことができます。
奇襲に使っていきましょう。
起き上がり中・下段攻撃
↑中段起き上がりキック(ダウン中にRK)
↑下段起き上がりキック(ダウン中にLK)
起き上がりながらキック攻撃をして起き上がります。(通称起き蹴り)
キック攻撃を出している間は、喰らい判定があるため、攻撃を喰らってしまいますが、相手の攻撃が間に合わない際の無理な攻めを阻止するのに有効です。
起き上がりキックはLKで下段キック、RKで中段キックを打つことができます。
また、8入れや1入れで起き上がっている途中でLKやRKを押すことでディレイで中段or下段起き上がりキックを出すことができます。
牽制キック
↑牽制キック(相手足側仰向けダウン中に2LK or 2RK)
相手足側仰向けダウン中に2LK or 2RKで発生の早い下段起き蹴りを出すことができます。
発生が13と非常に速い下段を出すことができるので、相手の起き攻めを阻止できることも多いです。
そのかわり、当てても仕切り直しになる上、ガードされると浮かし技での確定反撃を貰います。
空振りした際も大きな隙をさらすことになるので使う際には、狙いをもって使うことが大事です。
スプリングキック
↑スプリングキック(相手足側仰向けダウン中にWK)
相手足側仰向けダウン中にWKで出すことができる、両足で跳ね起きる起き上がりキックです。
発生が早く、下段が当たらないので、起き攻めを回避しながら攻撃をする能力にたけています。
当てると有利になりますが、ガードされると浮かし技などで反撃を受けてしまいます。
先端気味にガードさせると反撃がなくなったりする場合もありますが、狙えるものではないので、打つときは基本的にはガードされると危ないと思って打つ必要があります。
キャラ固有の起き上がり
その他、キャラごとに固有の起き上がり方法がある場合があります。
クマ・パンダのベアバサロ(仰向けダウン中にWP)などのフェンの起跳脚(仰向けダウン中に4WK)などのキャラ固有の起き上がり方を持つキャラがいます。
性能はキャラによって違うため、技表に乗っている「ダウン中の技」の項目を確認して、調べてみるといいでしょう。
起き上がり攻撃のデータ一覧
起き上がり攻撃のデータを下記に載せていきます。
反撃やその後の状況の確認などに使ってください。
相手足側仰向け
名称 | ダメージ |
発生 |
持続 | ガード | ヒット | カウンター | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
下段起き上がりキック | 8 | 22 | 1 | -9 | 7 | 7 | しゃがみステータス付き |
中段起き上がりキック | 8 | 22 | 1 | -9 | 9 | 9 | |
ディレイ下段起き蹴り | 8 | 31 | 1 | -9 | 7 | 7 | |
ディレイ中段起き蹴り | 8 | 31 | 1 | -9 | 9 | 9 | |
牽制キック | 5 | 13 | 1 | -18 | -3 | -3 | |
スプリングキック | 20 | 19 | 12 | -21 | 2 | 2 |
持続の関係で実際の対戦では硬直差は大きく変動する。
下段に対して空振りさせる性能がある。 |
前転クロスチョップ |
15 | 19 | 6 | 2 | 2(DOWN) | 2(DOWN) | |
前転下段起き上がりキック | 8 | 19 | 1 | -9 | 7 | 7 | |
前転中段起き上がりキック | 8 | 17 | 1 | -9 | 9 | 9 |
相手足側うつ伏せ
名称 | ダメージ | 発生 | 持続 | ガード | ヒット | カウンター | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
中段起き上がりキック |
8 | 19 | 1 | -9 | 9 | 9 | |
下段起き上がりキック | 8 | 19 | 1 | -9 | 7 | 7 |
※うつ伏せ起き上がりはディレイ起き上がりキックを出そうとすると立ち途中のキック技が出る。
相手頭側仰向け
名称 | ダメージ | 発生 | 持続 | ガード | ヒット | カウンター | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
中段起き上がりキック |
8 | 18 | 1 | -9 | 9 | 9 | |
下段起き上がりキック | 8 | 19 | 3 | -9 | 7 | 7 | |
ディレイ中段起き上がりキック | 8 | 15 | 1 | -9 | 9 | 9 | |
ディレイ下段起き上がりキック | 8 | 25 | 2 | -9 | 7 | 7 |
相手頭側うつ伏せ
名称 | ダメージ | 発生 | 持続 | ガード | ヒット | カウンター | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
中段起き上がりキック |
8 | 19 | 1 | -9 | 9 | 9 | |
下段起き上がりキック | 8 | 19 | 1 | -9 | 7 | 7 |
※うつ伏せ起き上がりはディレイ起き上がりキックを出そうとすると立ち途中のキック技が出る。